鱒家トラベル

色々上げるつもり

富山地方鉄道本線 舌山駅

 

 探訪日:2018年8月18日

 所在地:富山県黒部市

 

 前回の続きとなる

 

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 西魚津から宇奈月温泉行きの電車に揺られ約30分、次の目的地に到着した。

 

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 降りたのは黒部市にある舌山駅西魚津駅と同じく昔ながらの駅舎が健在だ。

 

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 駅の隣にあった農協の倉庫。

 

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 電鉄富山方面のホームには木造の待合室がある。

 

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 待合室内部。ポップ体の貼り紙が異様に目立つ。あまり利用客は多くない筈だが置き傘が複数置かれていた。

 

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 窓枠に居たセミを撮った筈だが暗すぎてよく分からない…

 

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 ホームから宇奈月温泉方面を望む。終点までまだまだ距離があるものの既にこの辺りから上り勾配が続いているようだった。

 

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 この駅の特徴は線路と線路の間に水路が流れ込んできている所だろう。このような構造になった経緯が知りたい。

 

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 ふと駅周辺を見渡すと何やらデカい文字を発見。"名水の里 黒部"とある。

 

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 という事はここに流れている水路も名水に含まれるのだろうか?*1舌山駅のある黒部市内には黒部川扇状地湧水群というのが各所に点在しているらしいが。

 

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 構内踏切を渡って駅舎側のホームへ。

 

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 駅舎側のホームは窮屈そうな感じだった。

 

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 駅舎外観。10年近く前に若干改修されたらしく、それ以前は真っ茶色の外観だったらしい。*2

 

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 駅舎内。ここも無人駅で、かつての窓口はベニヤ板で塞がれていた。

 

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 ホーム側から窓口の裏側を窺ってみる。ヤカンが置かれたストーブが放置され、カレンダーは2018年(訪問した年)の2月で終わっていた。冬季だけ除雪作業員の休憩所として使っているのかもしれない。

 

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  駅舎内に飾られていた写真

 

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 電鉄富山方面の列車が入線してきた。

 

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 からの発車。

 

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 列車の先にやたら大きな構造物が横切っているのが確認できる。これは2015年に開通した北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅で、 併せて開業した地鉄新黒部駅と接続している。

 新黒部駅舌山駅の距離はたった300メートルしかない。余りに短い事からこちらの舌山駅廃止されるという噂が広まったらしいが何事もなく今日に至る。

 

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 折角なので新黒部駅まで歩く事にした。線路に沿うように道路が通っているので迷う心配はない。

 

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 途中には"北陸の銀閣寺"と呼ばれる天真寺松桜閣がある。多分新黒部駅から来る人が圧倒的多数だと思われる。

 

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 あっという間に新黒部駅。歩いて5分程だったかな。

 

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  こちらは黒部宇奈月温泉駅。駅前には黒部峡谷鉄道電気機関車が保存されている。

 

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 この日は宇奈月温泉にも行ったのだが今回はここで一旦終わる事にする。地鉄の駅は既に建て替えや改修が始まっている所も有るので早いうちに訪問した方が良いだろう。

 

 

*1:後の調査で流雪溝(流水による排雪を目的とした水路)の可能性が高いとの書き込みを発見した。本当にそうなのかは不明なままであるが…

*2:ネットで画像検索すると当時の写真が出てくるが個人的には前の方が良かったかも…