鱒家トラベル

色々上げるつもり

廃線跡

標津線厚床支線&別海村営軌道 奥行臼駅跡 後編

前回 道路の反対側に有ったのは、別海村営軌道の保存車輌だった。 別海村営軌道は、別海村内(現在の別海町)を運行していた簡易軌道で、1971年の廃止当時は奥行臼から上風連までを結んでいた。 簡易軌道は戦前までは殖民軌道と呼ばれ、主に北海道の入植地と街…

標津線厚床支線 奥行臼駅跡 中編

前回 奥行臼駅ホーム跡。読んだ書籍*1の写真で一番感銘を受けたのがこの場所から撮られた一枚だった。 傾いた駅名標と電柱、やや撓んだホーム、錆びた線路… 大きな改修を施されずに若干朽ちかけている"廃駅"らしい光景が広がっていた(端的に言うと最高) モノ…

標津線厚床支線 奥行臼駅跡 前編

前回 厚床駅からバスで奥行停留所に辿り着いた。奥行臼駅跡が間近に迫る中でこの線路を発見した訳であるが… その前に中標津方面の廃線跡を少しだけ確認する事にした。こちら側は旧標津線跡フットパスとして整備されているようだが… ご覧の通り荒れ放題。草が…

標津線厚床支線 奥行臼駅跡 序

探訪日:2019年5月3日 所在地:北海道野付郡別海町 北海道は廃線が非常に多いのが特徴的だ。札幌を始めとする都市部への人口集中による過疎化や炭鉱の閉山によって多くの鉄道路線が1960~80年代にかけて役目を失った。 今回取り上げるのは、日本最東端の街根…