標津線厚床支線 奥行臼駅跡 中編
前回
奥行臼駅ホーム跡。読んだ書籍*1の写真で一番感銘を受けたのがこの場所から撮られた一枚だった。
傾いた駅名標と電柱、やや撓んだホーム、錆びた線路…
大きな改修を施されずに若干朽ちかけている"廃駅"らしい光景が広がっていた(端的に言うと最高)
モノクロで一枚。
保線小屋。内部にはイベント用の軌道自転車が置かれているらしい。
厚床方面。腕木式信号機がポツンと佇む。レールがまだまだ先まで続いているようだが…
ヒグマの出没が怖いので奥まで歩くのは自重した。*2それにしても廃線跡らしい光景過ぎませんかね。
このアングルも例の書籍で見た覚えがある。
中標津方面。最初に降りたった奥行バス停の待合所が確認できる。写真左側の家屋は旧春別駅から移築してきた共同風呂らしい。
ホーム側から見た駅舎。こちら側にもベンチがあった。
一通り駅跡を散策したので次の場所へ。ここまで説明していなかったが、実は奥行臼駅跡の遺構は標津線だけでなく他にもあったのだ。
駅前の県道を挟んだ向かい側にそれはある。
こちらが、別海村営軌道の奥行臼停留所跡である。
後編へ続く